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食堂コロナ対策奮闘記
いよいよ暑い季節になってきました。
皆さんがお住いの地域によっては「春が終わる前から既に暑い!」という所もあったのではないでしょうか。
諏訪は寒暖差が激しいので、日中は暑いのですが夜から明け方は寒いのなんの。
梅雨入りから明けまで、掛け布団にしようかタオルケットに替えようか迷う時期ですね。(個人の感想です)
衣替えシーズンの中、社員食堂もコロナ対策をパワーアップしました!
感染リスクが高い食堂は、何度も改善対策を手作りで行ってきましたが、今回は今まで以上に大掛かりな作業でした。
作業風景をちょっとお見せします。
こちらがこれまでのコロナ対策のようす。
全て手作りです。
飛沫対策として対面する席はビニールで仕切り、席も一人分ずつ空けてソーシャルディスタンスを確保。
最初の簡易設置から1年以上がたち、またビニールでは相手の顔や外の景色も見えにくいため、長くきれいに使えるアクリルボードを導入しよう!ということになったようです。
しかし食堂のテーブル数はかなりのもの。市販品では高額になってしまうので、もちろん今回も部材を買ってきて一から製作を始めました!
組み立てる工程を分担し、限られた時間で効率よく作っていきます。
さすが製造業、大量生産には慣れたものです。
まずはアクリル板に、足となる留め具を付けるための穴開けから。
①
何十枚もあるアクリル板。一枚ずつ寸法をとって直接板に穴あけの目印を付けていては、作業が終わりません。
そこで、素早く正しい位置に穴を開けられるよう、簡易的な 治具 を速攻で手作り。
※「治具」とは、加工する際、加工物を固定して加工の案内補助をする道具(工具)のことです。
②
真ん中のプレートの下にアクリル板を挟み、穴2カ所にドリルを突っ込んで穴を開けます。
③
アクリル板を挟んで、カドをストッパーが当たる部分に合わせたら、あとは穴にドリルを差し込むだけ!!
社内の廃材がアイデア工具に早変わりです!
穴を開けたら次は足を取り付けます。
L字の金具を向かい合わせに組んで、T字にしたものを取り付けていきます。これがアクリル板を支える足になります!
ボルトでつないで、ガッチリ固定します。
特注品を買わなくても、身近なもので十分対応できますね!
手早く、丁寧に、しっかり固定。
これを各工程繰り返し、協力して製作していきます。
食堂に響く、ドリルと保護シートを剥がす音。
組み付けたら保護シートを剥がして完成!!
出来上がりはこんな感じ。
この作業をみんなで協力して効率よく進めていき、セッティング完了まで半日で終えることができました!
これまでのコロナ対策は総務部で行ってきましたが、今回は製作数が多いので製造部の皆さんに全面的に協力していただきました。
ビニールから透明なアクリル板に替えて、視界もすっきり。
飛沫対策は強化しつつ、圧迫感を感じない食堂に変わりました!!
これからもウイルス対策を万全にし、安心・安全の環境を維持し続けて参ります!