当社は、1953年に腕時計の組み立てを請け負う、小さな町工場からスタートしました。世界の時計『SEIKO』の協力工場として、生産＋技術を受け継ぎ、部品生産、金型製作、プレス加工を担う企業へと育てていただきました。時計産業の習熟、海外移転に伴い当社事業は、時計から脱時計へと舵を取り、情報機器部品に微細プレス加工技術の展開を図ることになりました。その後、情報機器も顧客の海外生産に伴い事業が縮小、度重なる危難に自動車業界への事業転換により現在に至っております。
今、この自動車業界も100年に一度の大変革時代と言われ、当社事業も更なる事業転換を迫られております。しかし、当社の微細加工技術は、様々な業界で大きな期待を新たに寄せられております。
幾度となく直面した危機に、高い技術力と高度な管理力、そしてそれを支える人間力で乗り越えてきました。社歴70年で受け継がれる技術と多様な人材により、地域社会そして世界のお役に立てる企業を目指しています。