小松精機工作所

事業概要

技術のプロフェッショナル集団として、
テクノロジーの未来を切り開く。

高い加工技術と豊富な経験で多くのお客様から「信頼」をいただいております。業種・材質問わず幅広く対応しておりますので、お気軽にご用命ください。お客様の多様なニーズにお応えできるよう、高品質な製品の製造・開発に努めてまいります。

強み

お客様の『NO』を『YES』に化える

「小松精機工作所」創業者の想い・・・
その名前の通り、どこにも負けない「高精度」の品質。そして「工作部門」による精密技術の開拓。
その二つを歯車として噛み合わせ、常に新しい分野へ前進してきました。
創業時より培ってきた技術力と、経験・実績から得たノウハウで高品質な量産化体制を実現いたします。

高精度

±0.00015㎜の精度 ※

あらゆる加工において精度の高い技術を保有

  • 微細斜め孔プレス加工孔径
    φ0.080mm
  • 難削材料の微細孔ドリル加工
    φ0.12±0.005mm
  • 研削加工　寸法公差
    ±0.007mm

※プレス加工孔径公差
（製品機能保証からの換算値）

工作力

ノウハウ

腕時計部品製造で培った「金型設計と高精度加工」の技術

  • 微細斜め孔プレス加工の実現
  • 最大傾斜角度45°
  • 高精度金型の内製化

実験加工・試作加工

多彩な高精度加工設備による実験加工・試作品加工技術を保有しています。
お客様の製品実現に向けた難削材・微細加工品の実験加工を実施いたします。

量産化

量産加工体制の構築

金型設計～金型製造（内製）～製造ライン～品質管理システム　まで徹底した一貫生産体制をとっています。
お客様の製品仕様に最適な工法を試作から提案いたします。

保有設備

  • プレス・切削加工設備 多数保有
  • 測定機器の充実
  • 独自開発の全数画像選別機による品質保証

分野

自動車分野

自動車用燃料高圧噴射装置部品

プレス加工製品

ガソリン電子燃料噴射装置のインジェクタ先端に装着されるオリフィスプレートは、噴射時に燃料を霧化する重要な部品です。当社独自の技術で実現した微細斜め孔プレス加工により、薄板0.1mmのステンレス材に最小径φ0.080mmの斜め孔を開けることに成功しました。
斜め孔から噴出されるガソリンは霧状に微粒化した状態を保ちながら完全燃焼するため、燃費効率が大幅に向上、CO2排出量を抑えることに成功しました。
この技術が認められ、現在オリフィスプレートにおいては世界シェア約35％を占めています。

使用技術

切削加工製品

ディーゼルエンジンの燃料噴射装置には高圧力の負荷がかかる為、特殊合金で構成される難削材が使用されます。
この難削材に最小孔径約φ0.12mmのドリル加工を施す技術を磨き上げ、±0.005mmの高精度品質に加えバリの発生を最小限に抑えた工法により大量安定生産を実現させました。
また切削・プレスの一貫加工も行っています。

使用技術

腕時計分野

ムーブメント部品

精密機械の極致ともいえる機械式腕時計を構成する部品は、その小さなサイズにさらに複雑な多段曲げやせん断、絞り加工などが施され、且つその精度はミクロン単位の管理が要求されます。
ムーブメント部品では制約された空間内で、微少エネルギーによる「長期間にわたる正確な作動」 が必要な機構部品であり、この条件をクリアするため厳しい精度と品質ばらつきの極小化を維持しています。
創業より培ってきたこの技術は現在に至るまで継承され、弊社の精密技術の根幹となっています。

使用技術

情報機器分野

HDD（ハードディスクドライブ）用のサスペンション
光ピックアップレンズサスペンション

安定したバネ性が特徴のHDD用サスペンション部品はt=0.1以下の薄板加工に加え、レーザー溶接を実施しています。
光ピックアップレンズサスペンションでは板厚80μｍに対して、その厚みとほぼ同様のバネ幅をプレスで抜いています。この極細のバネ部には「曲がり」や「ゆがみ」を出さない、高度なプレス加工が求められます。

使用技術

医療機器分野

内視鏡機器・鉗子

当社が誇る超精密プレス・切削加工技術と新素材nanoSUS®を用いて、医療機器分野への参入を本格化させました。
内視鏡先端の超小型鉗子部品等への展開を目指しています。
また、アメリカ医療機器業界への参入、技術開発にも注力しています。

使用技術

お問い合わせ

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